徒然なるブログ

テニスの話。と最初は思ってたけれど、それ以外にも思ったこととか体験したことを色々書こうと思います。

2020-01-01から1年間の記事一覧

【読書感想:No.10】十字軍物語第1巻 ー神がそれを望んでおられるー

書名:十字軍物語第1巻 ー神がそれを望んでおられるー 著者:塩野七生 出版日:2019年1月1日 出版社:新潮社 【読んだ動機】 作者は塩野七生さん。長編「ローマ人の物語」(文庫版で全43巻!!)で有名な歴史小説家です。 近頃、本屋をぶらぶらしていたとこ…

【読書感想:No.9】「夜間飛行」

書名:夜間飛行 著者:サン=テグジュペリ 出版日:2010年7月20日 出版社:光文社 【読んだ動機】 もともと、私が高校でフランスに留学した際、留学先の学校名がサン=テグジュペリの名前を冠していたことから、サン=テグジュペリの代表作である本作には興味を…

ブログを統一しました

今まで、語学の話を別のブログで書いていたのですが(そもそも最近書いてなかったですが...)、そちらとこのブログを統合しました。 なんか、いろんなところに情報が散らばっていると、自分としてもよくわからなくなってくるので。 引き続き好きに思ったこと…

【読書感想:No.8】「戦艦ミズーリに突入した零戦」

書名:戦艦ミズーリに突入した零戦 著者:可知晃 出版日:20年7月20日 出版社:光人社 【読んだ動機】 百田尚樹氏の小説、「永遠のゼロ」のモデルとも言われている(?)、神風特別攻撃隊としてミズーリへ突入した零戦については、以前から聞いたことがあり…

【読書感想:No.7】「日本人はなぜ自虐的になったのか」

書名:日本人はなぜ自虐的になったのか 著者:有馬哲夫 出版日:2020年7月20日 出版社:新潮新書 【読んだ動機】 書店を回っていたところで、新刊の新書として見つけました。 以前から、米国による戦後日本の統治については興味があったので、この機会に読ん…

【読書感想:No.6】「天平の甍」

書名:天平の甍 著者:井上靖 出版日:昭和39年3月20日(初版) 出版社:新潮文庫 【読んだ動機】 井上靖の作品ということで、名前は知っていましたが今まで読んだことはありませんでした。 しかし、この本が家で転がっていたため、この機会に読んでみようと…

【読書感想:No.5】「『教える』ということ」

書名:「教える」ということ 著者:出口治明 出版日:2020年5月1日 出版社:角川書店 【読んだ動機】 出口治明さんは、私が尊敬している方の一人です。 以前出口さんの著作を読み、「この方の考え方には共感する部分が多いな」と思ったのがきっかけです。 最…

【読書感想:No.4】「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」

書名:みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 著者:日経コンピュータ、山端宏美、岡部一詩、中田敦、大和田尚孝、谷島宣之 出版日:2020年2月18日 出版社:日経BP 【読んだ動機】 みずほ銀行は昨年、長年にわたるシステム改修を終了しました。 今までに何度…

更新度を上げていこうと思います

久しく記事を書いていませんでした。。。 記事を書くハードルが高いと、なかなか書けません(^_^;) ということで、今後はハードルを下げて(文章の量も減らして)、更新度を上げていこうと思います。 日々感じたこととかも書いていくと、自分にとっての記録に…

”fer”=「運ぶ」〜語源から覚える英単語〜

今回は、"fer"を扱います。 "fer"は「運ぶ」という意味が基本です。 早速単語を見ていきましょう。 ・"differ"="dif" + "fer" 「分離して("dif")」+「運ぶ」=「異なる」 「別々にして持っていく」→「異なっている」って感じですかね。 ・"prefer" ="pre" +…

BVLGARI(ブルガリ)のスペルについて〜身近にあるラテン語:”v"と"u"は同じだった〜

「ブルガリ」といえば、有名なジュエリーのブランドですね。皆さんご存知かと思います。 このブルガリ、綴りは"BVLGARI"と書きます。 「...あれ?"BULGARI"じゃないの??」 「"BVLGARI"だったら、読みは「ブヴルガリ??(最早カタカナで書けませんね笑)」…

"spect"=「見る」〜語源から覚える英単語〜

今回は、”spect”について触れたいと思います。 “spect”は「見る」という意味になります。 早速関連単語を見ていきましょう! ・“respect”=“re”+”spect” 「再び("re")」+「見つめる」=「尊敬する」 「すごい人を見ると二度見してしまう」というイメージか…

「パフェ」は「完璧なもの=パーフェクト」〜身近にあるフランス語〜

パフェ、美味しいですよね。 私はたまにレストランなどで食べますが、たまに無性に食べたいと思うこともあります。 今は外に出られないので、久々に食べたいなあと思っています。 さて、そんなパフェですが、綴りにすると"parfait"。 これはフランス語で「完…

「デジャブ」の語源はフランス語("déjà" + "vu")〜身近にあるフランス語〜

「デジャブ」とは、「実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象」です。(wikipedia) 日本語では「既視感」といいますね。 「初めて来るはずの場所なのに、なぜだか小さい頃に来たことがある気がする...」 といっ…

"pend"=「吊るす」〜語源から覚える英単語〜

「ペンディング」という言葉があります。 タスクなどが「仕掛かり中であること」を指し、仕事などで使われることも多いですね。 英語の綴りにすると、"pending"となります。 今回は、この"pend"について見ていきます! "pend"は、「吊るす」という意味です。…

CorporationとCooperation〜語源を考えれば迷わずスッキリ〜

CorporationとCooperation。 意味は、 "Corporation"=「会社、企業」 "Cooperation"=「協力」 となりますが、どっちがどっちだかわからなくなった経験はありませんか? カタカナにするとどちらも「コーポレーション」となりますので、私は受験時代にいつも…

"culture"は「耕されたもの」?〜"culture"と"cultivate"の関係〜

"culture"という言葉がありますね。「文化」という意味です。 一方で、「耕す」という意味の"cultivate"という単語があります。 この2単語は、無関係のようで実は関係しているのです。 単語を眺めると、語頭の"cult"という部分が共通しています。 "cultu"、…

"vita"「命、生活」〜身近にあるラテン語〜

今回は、ラテン語で「命、生活」の意味を表す"vita"を扱います。 この"vita"は今の英語に残っており、私たちの身近なところにもあります。 vital:「命の、生命の、不可欠な」 "vita"に「〜に関する」という意味の"al"を結びつけてできた単語です。 「命に関…

英語にはラテン語起源の単語が多い〜ラテン語と英語の深いつながり〜

「英語」と聞くと、「今後は英語ができることは当たり前」と学校で聞かされ、学習で大変な思いをした方も多いかと思います。 私も始めた当時はあまり英語が好きではありませんでした。 しかし、英語と他言語との関わりを見て行くと、その背景にある歴史を感…

"virus"はなぜ「ウィルス」と読む?〜身近にあるラテン語〜

昨今世界を震撼させている、コロナウイルス。 日本でも感染者が増加しており、先行きが大変心配ですね。。。 「ウィルス」。 英語の綴りは"virus"ですね。英語読みだと「ヴァイラス」のようになります。 ではカタカナではなぜ「ウィルス」となるのでしょうか…

ラテン語とは?

「ラテン」という言葉は「ラテンアメリカ」とか「ラテン系」という言葉で聞くことが多いと思います。これらは「ラテン語」からきています。 しかし、そもそもラテン語とはなんでしょうか? 「ラテン語」は、ローマ帝国で用いられていた言語のことです。 現在…

言語を楽しむブログ

はじめまして。ちゃんまさといいます。 20代後半の社会人です。 学生時代に語学をいくつか学びましたが、語学の学習を通して面白いと思った話や、言語同士の繋がり、はたまた(実用的な?)英単語の覚え方、などを紹介できたらと思います! 学んだ言語とレベ…

【読書感想:No.3】「EVと自動運転~車をどう変えるか~」鶴原吉郎著 〜自動運転の基本を知る本〜

「EVと自動運転~車をどう変えるか~」 著者:鶴原吉郎(技術ジャーナリスト) 出版社:岩波新書 出版年月:2018年5月 昨今は、自動運転を目指して名だたる企業が研究開発を進めていますね。CASE(Connected、Autonomous、Shared/Service、Electricの頭文字…

【読書感想:No.2】「日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】」

日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 竹村公太郎著 PHP文庫 2014年出版 本書は、建設省に入省して公共事業を手がけた著者が、地形と気象の観点から、歴史と文化を見つめ直す、というテーマで書かれたものです。 内容の多くが、小学校〜高校程度の…

【読書感想】「二都物語」上巻、ディケンズ

二都物語(上) ディケンズ (訳:中野好夫、新潮文庫) イギリスとフランスを舞台にした物語で、フランス革命の時代前後を描いています。 私は数年前から海外の名作と呼ばれるものを読み始めました。 名作の多くは、 最初の状況設定を把握するのに時間がか…

今後、読書感想もたまに書いていきたいと思います。

普段多少本も読むので、今後は読書の感想も書いていきたいと思います。 私は小さい頃から本が好きでなく、親からも読書をするようになんども言われましたが、最近になるまで本を読んでいませんでした。。。 ですが、数年前から、世界的な名作(古典)、新書…

千葉県、佐原に行ってきました!〜伊能忠敬の住んだ町〜

正月の休みを使って、千葉県の佐原に行ってきました! 佐原駅 佐原は、江戸時代に水運で栄えた町で、「江戸まさり」と言われるほどだったと言います。 現在は香取市となっています。この佐原、誰もが小学校で学ぶ偉人が住んでいた町なのです! それは、伊能…